オールインの株・FXトレード日記

日々のトレード記録や気付きを書いていきます。

ミクシィのトレードチャンスを逃してしまう

こんばんは、オールインです。

本日の教訓:チャンスは自分の直感を信じて確実に掴みに行くこと

ということで、今日はトレードしなかったが為に、利益を取り逃がしてしまった苦い経験についてお話しします。

今から7年前の2013年にミクシィという会社から、モンスターストライクというスマホ向けゲームが配信開始されました。

このゲームは後に、ガンホーパズドラに続く大ヒット作となります。

モンスターストライク(以下モンスト)が配信される以前のミクシィの株価は1000円程度でした。モンストの配信が開始されると、徐々に株価が上昇していきます。

モンストが配信された当初は、まだミクシィという企業の事もモンスト自体の事も全然知りませんでした。ある時、友人からモンストってゲームがあるんだけど、面白いからやってみたら?と勧められ、ゲームをダウンロードしプレイしてみました。

私はゲームのことはあまり詳しくはないのですが、モンストをプレイしたとき思いました。これは凄く面白い!もしかして、普段あまりゲームをしない人もプレイするのでは?そうするとミクシィの収益も上がり、結果株価も上昇するのでは、という直感が働きました。

そこでミクシィの事を調べ、株を購入しようと考えました。このときのミクシィの株価は7000円まで上昇しておりました。安値圏から7倍の株価にまで上昇してしまっていたのです。

最低単元株数の100株を買うとした場合、70万円の資金が必要となります。ここで株の購入を決断する際、次のような葛藤がありました。

 ・安値圏から7倍も株価が上昇しているのに、今後さらに株価は上昇するのか?
 ・もしここで買わなければ、株価がさらに上昇した場合に利益を取り逃がすことになるのでは?

色々考えましたが、未来のことは誰にも分からないという事と、リスクを取らなければ相応のリターンは得られないという事を踏まえて、株の購入を決断しました。

そこで、いざ株を購入しようと証券口座の残高を確認したとき、残高が足りないということに気付いたのです。
ここで、株をどうしても購入しようとした場合、取るべき手段は次の方法が考えられました。

 (1)借金して購入資金を確保する。
 (2)自分の保有している株を売って、購入資金を確保する。

(1)は論外です。リターンに対してリスクの方が高すぎる為です。
それで(2)を考えたのですが、売却すると利益がマイナスとなる株しか保有していませんでした。

正直、どうすべきか悩みました。

このとき出した結論は、保有株の損失を確定させてまで取りに行くリターンより、損失が拡大するリスクの方が大きいのではと考え、購入を泣く泣く見送りました。

それで、その後のミクシィの株価がどうなったかというと、20000円近くまで上昇しました。
安値圏から7倍にまで上昇していた状況でも、そこから買った場合、株価は買った金額の3倍弱まで上昇したのです。
さらに、モンストが配信されると同時に買っていれば、資金を20倍にまで膨らませることも可能だったのです。

この経験で学んだことですが、自分がいけると感じ取った直感には従うべきだということです。

ただし、この直感は自身の経験に基づいたものであることが条件です。

前回記事のコロプラでは、同じゲーム株でもゲームを自分でプレイせず、他人の評価に委ねてしまった為、コロプラの成長性を自分なりにはっきりとイメージできませんでした。

株式購入の判断材料として、その企業のサービスを自分で利用してみるということが挙げられます。

このときのミクシィのようなチャンスには、中々巡り合えていませんが、またチャンスが巡ってきたときには確実に掴めるように準備しておきたいものです。


それでは。