こんばんは、オールインです。
本日の教訓:知識を自分のものとし、素早く判断することが成功トレードに繋がる
ということで、今日は過去に売買したクックパッドという銘柄で得た教訓について、お話しします。
クックパッドは、料理レシピのコミュニティウェブサイトで有名な企業です。
この銘柄は、四季報を読んでいるときに見つけました。
2014年の秋頃だったのですが、四季報で売上高と営業利益をチェックしていたとき、売上高に対する営業利益の割合がかなり高い銘柄に目が留まりました。
それがクックパッドです。
売上高、営業利益とも年々伸びてきており、チャートも右肩上がりでした。
ここで、この銘柄を買えば、さらに株価が上がり利益を得ることができるのではないかと考え、購入しました。
購入後、順調に株価は上がり、含み益も膨らんでいきました。
しかし、2016年の1月に株価が突然急落したのです。
突然の株価急落を受け、クックパッドに何が起こったのか気になり、調べました。
それにより、創業者と社長をはじめとする経営陣が、経営方針を巡り対立しているということが分かったのです。
当時、クックパッドの外国人投資家の持ち株比率は20%程度と結構高く、外国人投資家が売却してくるのではという不安が湧いてきました。
なぜなら、外国人投資家は、経営陣の揉め事を嫌う傾向が強いということを聞いていたからです。
このことから、2015年に最高値をつけた株価も、年明けから急落を始めたことで、ここは売却するタイミングだという結論を下し、売却を行いました。
結果的に、これが大正解でした。
クックパッドのその後はといいますと、創業者と経営陣の対立は、社長交代という幕引きで決着しました。
その結果を受けてか、株価は2015年の最高値を更新することなく、2020年の5月現在も下がり続けています。
今回のトレードでは、株価が急落した際、原因を調べることで、自分なりの回答が出せたために、うまく損失を回避することができたのです。
経営者の交代は株価の動きに影響を及ぼすと聞いてはいましたが、まさか自分がトレードしているときに起こるとは思っていませんでした。
しかし、このことを知識として持っていた為に、すぐに行動に移すことができたのです。
投資をおこなうに当たり、様々な知識を装備しておくことは、自分の資産を守ることに繋がるということを学びました。
それでは。