オールインの株・FXトレード日記

日々のトレード記録や気付きを書いていきます。

MSジャパンの成長性と株価について

こんばんは、オールインです。

本日の教訓:成長株の売却タイミングは、成長性に陰りが見えた時

ということで、今日は過去に売買したMSジャパンという銘柄で得た教訓について、お話しします。

MSジャパンは、会計士、弁護士など管理部門に特化した人材の紹介をおこなっている企業です。

この企業は、四季報で業績をチェックしているときに見つけました。

この銘柄を見つけたのは、2017年の秋頃だったと思います。

当時の銘柄選定ですが、新興株に注目して探しておりました。

マザーズなどの新興株が東証1部に昇格するなどのポジティブサプライズがあった時は、株価の上昇が加速するといったことを本で知り、それを実践してみようと、四季報の記事を読み進めていました。

ページを読み進めていくと、意外と東証1部への昇格を狙っている企業があることに気付きました。
その中でも売り上げに対する利益率が高そうな銘柄を探しているうちに、MSジャパンという銘柄に目が留まりました。

当時のMSジャパンは上場して1年程度しか経過していない新興株だったのですが、利益率がよい上に、売上と利益の伸び幅が大きい銘柄でした。

しかし、株価はぱっと見、上昇トレンドと分かる程は上昇しておらす、低空飛行状態でした。

これは、ここで買っておけば、東証1部への昇格が決定したとき株価は跳ね上がるかも、という期待を込めて購入に踏み切りました。

それから、しばらくしてMSジャパンは、期待通り東証1部への昇格を決めたのです。

その後のMSジャパンの株価は順調に上昇していきました。

しかし、2018年の9月に株価は最高値を付けたあと、急落したのです。

突然の株価急落に、何が起きたのか調べたのですが、原因を突き止めることはできませんでした。

ただ、会社の業績を数字で見る限りは、売上と利益も順調に伸びているように見えたので、株価はいずれ戻るだろうと、そのままホールドしてしまったのです。

その後も、株価は下落していくのですが、業績に問題は無いのだから、ここは踏ん張りどころと売らずに耐えていました。

しかし、このときは売上や利益などの数字の持つ意味が、見えていなかったのです。

実は、売上、利益とも前期と比較すると伸びてはいたのですが、その伸び幅が前期と比較すると、縮小していたのです。

MSジャパンは、高い成長性を買われて、株価が上昇していたのです。
それが、その高い成長性を維持できなくなったことで、投資家は期待を裏切られた形となり、失望売りに繋がったのです。

株価というものは、自分が上がるだろうと予想しても、その株を買ってくれる人が大勢いなければ、上がりません。

また、大勢の人が株を買い続けて、株価が上昇していても、何かのきっかけで株を売る人が増えていけば、株価は下がってしまいます。

今回のMSジャパンの場合は、成長性に陰りが見え始めた時点で、この株を持ち続ける理由がなくなったということに気付き、素早い売却をするべきだったのです。

売却のタイミングは、常に企業業績を監視しておくことで、見えてくることを学びました。


それでは。