こんばんは、オールインです。
本日の教訓:官製相場には乗っかるべし
ということで、今日はトヨタ自動車株を売買したことで得られた教訓について、お話しします。
この銘柄を最初に購入したのは、2012年の夏頃で、その時の株価は3000円程度でした。
当時は、リーマンショックでの世界同時株安の影響を受けて、日本株も低迷を続けておりました。
トヨタ自動車株も、リーマンショック前の高値である8350円から、2年の年月をかけて2600円くらいまで下落し続けました。
その後、株価は2300円から4000円の間を行ったり来たりする状態が続いていたため、株価が3000円の時に底値は近いと判断し、購入に踏み切りました。
それから、しばらくは株価が3000円のあたりをウロウロしていたのですが、2012年の12月末に第二次安倍政権が発足して以来、株価は上昇を始めたのです。
後にこれは、アベノミクス相場と呼ばれる、官製相場となるのですが、当時はそのようなことは分かりませんでした。
そのため、株価が上昇を始め、4000円を突破した時点で、リーマンショック以来の高値である4000円を超えたということで、一旦利益確定してしまいました。
もちろん、この時点でも利益が出ていたのですが、その後の株価上昇スピードは衰えを知りません。
株式売却後の株価上昇を見て、再度購入も考えたのですが、リーマンショック後の株価停滞期で投資を続けていたせいで、またすぐに株価が反転するかもしれないという恐れもあり、結局購入することができませんでした。
しかし、株価はその後も上昇を続け、2015年には最高値の9000円弱という値を付けたのです。
結果論を言えば、利益確定をせず、そのままホールドしておけば株価は購入額の3倍になっていました。
あとで知ったのですが、株価が大きく動く要因の一つとして、政権交代が挙げられるということを。
リーマンショックの時から続いていた民主党政権から、安倍率いる自民党へ政権交代がおこなわれ、様々な政策が打ち立てられた時に時代の流れが変わったことを感じ取れていれば、トヨタ自動車株を再度購入し、ホールドし続けるという選択が取れたかもしれません。
2020年現在、アベノミクス相場には陰りが見えてきているように思います。
しかし、これから先に再度官製相場が訪れた場合、チャンスを逃すことなくトレンドに乗り続けたいと考えております。
それでは。